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乳腺外科

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当科の特色

日本乳癌学会認定施設として、地域の乳癌診療の中核病院として日々診療を行っています。
ステレオ下マンモトーム生検、センチネルリンパ節生検のOSNA 法による診断などの最先端医療技術により、近隣の病院だけでなく愛知県近郊からも紹介患者さんが集まっています。
院内では医師のみではなく、看護部、放射線科、検査科、リハビリ科、MSWなどと連携をとりチーム医療の確立に努めています。

検査方法

●マンモグラフィについて
マンモグラフィは、乳がんを診断するための乳房専用のレントゲン撮影のことで、乳房を2枚の板で挟みながら写真を撮ります。乳房を圧迫伸展することにより乳腺が均等に薄く広がり鮮明な写真が撮れます。
マンモグラフィでの所見は、腫瘤、石灰化、その他の所見で表されますが、特に石灰化(カルシウムの乳腺内沈着)はマンモグラフィでよくわかり、視触診では見つかりにくい早期の乳がんの所見として見つかる事もあるため重要です。

●放射線被爆による危険はないのでしょうか
エックス線検査ですので放射線被爆はありますが、乳房だけの部分的なもので、骨髄などへの影響はなく、白血病などの発生はありません。乳がんを早く発見して命を救う利益と、被爆による危険(死亡リスク)を比較すると、検診による利益が、被爆によるリスクよりも約 100倍大きいことがわかっています。

●超音波検査について
胎児診断などで知られる超音波検査も乳がん検査において有用です。人体には非侵襲性の超音波を利用し、ベッドに横になって専用ゼリーを付けて行います。マンモグラフィと併用することにより、より検査精度が上がり、また、マンモグラフィでわかりにくい小さい腫瘤を見つけてくれる事もあります。

●精密検査について
乳がん検診で異常が見つかり、精密検査が必要となる人は約 8%(100人中 8人)といわれています。さらに精密検査を受けた方の約 5%、つまり全体ではおよそ1000人に3~4人が乳がんと診断されますが残りの方は乳がんではありません。つまり、乳がん検診で異常が見つかっても、その大多数の方は乳がんではありませんのであまり心配しないでください。  
当院では超音波検査に最新鋭のエラストグラフィ(硬さを色で表す検査)を併用し、より精密な検査が行えます。さらに平成18年9月からマンモグラフィでの石灰化所見をより詳しく検査する「マンモトーム」という最新機器を導入しています。この検査により超早期(非触知、非浸潤)の乳がんを見つける事ができ、乳がんを早く見つけ診断する事により治癒率も非常に高くなります。

自分自身で身体を守るため、また安心感のためにも毎年(もしくは2年に一回)の乳がん検査をお勧めします。
当院は乳癌学会認定施設であり、専門医も常勤しています。スタッフ一同日々努力をしていますので、乳腺でお悩みの方は一度ご来院ください。

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