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血管外科

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当科の特色

血管は全身に隈なく行き渡っています。この血管を通して各臓器は酸素や栄養を受け取り、炭酸ガスや老廃物を排出しています。
血管に病変が生じますと、その正常な機能が障害され、その結果その臓器の機能障害を来すことになります。このような血管の病気を扱っているのが血管外科です。その守備範囲は広く、頸部から足先までに至っています。
血管病変の診断は、視診にて皮膚の色調の変化(チアノーゼ、紅潮など)、皮膚病変(皮膚炎、潰瘍、壊疽など)について調べ、次いでドプラ血流計で血流状態を、また超音波エコーで血管内病変の形態や動態を調べ、CTもしくはMRAで広範囲の血管病変を調べます。
診断がつきますと次は治療ですが、慢性疾患に対しては、食事・運動・薬物治療が行われますが、重症例や急性疾患には血栓摘出術、血栓内膜切除術、血管拡張術(バルーンカテーテル)、バイパス術などが行われます。

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