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脳神経外科

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〈診療受付時間〉月~土 8:30 ~ 11:45
※受付時間以外の午前診療の初診受付時間は午前11時30分までとなっております。

当科の特色

みなさんが調子を崩されて、病院においでになり検査の結果、病名がわかって治療を開始する際、目の前の医師から治療方針の説明があるでしょう。そのとき治療方法が1つなら受け入れやすいでしょうが、2つも3つも治療方法がありそれぞれにいい点と悪い点があるとき、みなさんはどうやってその中から自分に一番あたベ ストの治療方法を選択されますか?治療方法の決定はその後の症状の変化や治療経過、治療結果を大きく左右しますので、病気が重大であればあるほどその決定は重いものです。我々医師は治療方法を提示する際、学会が定めた治療ガイドラインや重要な研究結果、またその医師個人の経験に基づき、治療方法を提示します。つまり医学的判断に基づき治療方法を提示します。そしてみなさんがそれぞれの治療方法のいい点と悪い点を比較検討し、ご自身にあった治療方法を選択される訳です。しかしこれが難しい。 我々も迷うことがあります。 医学は学問ですがひとつひとつの医療行為は学問だけでは割り切れません。100人のうち95人は完治しうる治療法でも、あなたがその95人の中に入るかどうかは治療を始める前に、正確に予見できません。さらに医学的に最善と思われる治療が、本当にあなたにとって最適な治療かどうかは、あなたが今置かれている環境や立場、あなたを支えてくれる家族や友人、仕事、そして人生哲学などが大きく左右しますので一概に断言できません。そこでアドバイスとして、「病気を知る」ということをお勧めします。我々は病気を治すプロとして自分達が専門とする範囲(私なら脳や神経の病気、怪我)の数多くある病気の診断、治療方法を熟知しています。しかしみなさんにも自分の病気のことだけは私達と等しく正しい知識を身につけて(勉強して)欲しいのです。そうすれば治療方法を決める際、医師と同じ目線で相談ができます。 お互いの信頼関係も築けます。我々が判断に迷う理由が分かります。 病気や治療のリスクが理解できます。 そうすれば自分が真に受けたいと思う治療が見つかりやすいと思うのです。ですから治療を受ける前に、受けている間もご自身の病気のことを理解出来るまで何度でも我々に質問してください。
たくさん勉強して病気のこと、治療のこと、薬のことも分かってきた。でもなかなか決められない。そんな時の最終手段です。担当医に「先生が私だったらどの治療を選びますか?」もっと踏み込めば「先生が私で、しかも先生が自分で治療するならどんな風に治療されたいですか?」と聞いてみてください。具体的な「お勧め治療」の返事が返ってくる医師は信頼できると言えます。そのアドバイスは治療方法を決める時の大きな助けとなるはずです。なぜならその具体的な治療を提示するには、医師にも大きな覚悟が必要だからです。
最後に、あなたの人生はあくまであなたを主人公とした物語です。目の前の医者はあなたの物語の重要な登場人物かもしれませんが、主人公ではありません。主人公のあなたが納得された上で治療方針を決めるべきです。納得できれば、その物語の行く末に責任が持てるようになるはずです。悪い結果も受け入れ、前向きに治療に取り組む覚悟ができるでしょう。元気な時から死を意識して「すべてに感謝し、明日死んでも悔いのない人生を今日送る。」という前向きな姿勢がいざという時の覚悟を決める一助となると私は考えます。

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