新人教育
新人看護師教育理念
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- 新人看護師は、患者の生命、人格および人権を尊重する
- 新人看護師は、生涯にわたって自己研鑽する
- 看護チーム全員が、新人看護師に関心を持ち、支援する
- 新人看護師、看護チームがともに支え成長する
新人教育プログラム
OJTサポート体制
- 厚生労働省新人看護研修ガイドラインに沿って研修計画を立案・実施します。
- 当院独自の看護技術・チェックリストを使用します。
- 新人看護師教育は、3年目以上の看護師が担当します。
- 一人ひとりの状況に応じ進み度合いを調整します。
- エルダー・実地指導者・教育担当者・主任・師長 みんなで新人看護師を支えます。
新人サポート制度
イエローストラップ
患者さんや家族の方々が「新人看護師さんね」と、目で見てすぐにわかるための表示です。
また医師とコメディカル等の職員からも「新人看護師」と、気づいてフォローしてもらえるような配慮です。
エルダーナース
社会人になり一歩を踏み出す新人看護師の心強い味方です。三年目の看護師が、それぞれの新人看護師の相談相手となり、社会生活、悩みごとなどの精神面をフォローします。
教育担当者ミーティング
新人看護師・中途入職者は入職して2か月後に教育担当とミーティングを行い、質問・疑問・提案などの話しをする場を設けています。
勤務時間の考慮
日勤の勤務時間:8:30~17:00
新人看護師:勤務時間の考慮
4月は17:00で終業(絶対残業はしません)
5月は遅くても18:00で終業します。
6月以降も退勤時間を師長が確認しています。安心してください。
4月・5月はこの時間が守れるようにスタッフが配慮しています。
新人看護師の成長
新人看護師は1年間の教育でこのように育っています。
自己の問題点の分析と結果
- 【自分の問題点】
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- 先輩看護師に報告せずに突発的に行動してしまう。
- 不安や疑問に思ったことを「~だろう」と自分で判断する。
- 自分に自信がないことを先輩看護師に伝えられない。
- ⇒ ヒヤリハット発生
- エルダー・教育担当者と問題点の改善策を話し合い、月間目標を立てた。
- 【月間目標】
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- 分からないことや自信のないケア・業務は先輩看護師に伝える。
- 自分の行動計画を先輩看護師に伝える。
- 思い込みを行わないように、不安や疑問は先輩看護師に確認する。
- 【結果】
- 考える→確認する→行動するという志向が定着した。
- 【成果】
- ヒヤリハット発生の減少
急変に立ち会って
- 7月(初めての夜勤)
- 眼が上転し、青ざめた患者さんの顔が怖くて、逃げ出した自分
- 患者さんの体を丁寧に触れることができない
- 自分を落ち着かせることだけに必死になっていた
- 1月(夜勤)
- 自分の勤務帯でVFになった患者さんの心臓マッサージを行っていた先輩
看護師に「代わります」と言えた
- 受け持ち以外の患者さんのモニター確認ができた
- ナースコールの対応ができた
- 【日々の振り返り】
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- モニターやナースコールの音に敏感になること。
- 周りの患者さんに配慮ができるようにすること。
- 自分ができることは何かを考えて行動すること。
- 受け持ち患者さんは自分が責任を持つこと。
- 【自分が目指す成果】
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- 指示を待つより先に行動できる自分でありたい。
- BLSの資格を取得し、急変時対応ができるようになる。
見学・採用に関するお問い合わせ
- 社会医療法人愛生会 本部 人事課
- TEL.052-325-8511