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緩和ケアチーム(PCT)

緩和ケアの役割
緩和ケアとは

患者さんやご家族のさまざまななやみを解決していくことで、生活の質(Quality Of Life:QOL)を改善しようとするアプローチです。
これまで「緩和ケア」ということばには、治療をあきらめたあとの終末期の対処というイメージがあったかもしれません。
しかし最近では、病気の進行度や余命には関係なく、診断がついたときから緩和ケアがはじまるべきといわれるようになっています。
わたしたち緩和ケアチームは、患者さんやご家族が病気により何らかの苦痛をもち、援助によってQOLの改善が期待できるならば、積極的にご相談にのり、いっしょに解決策を探していきたいとおもっています。

…こんな悩みはありませんか?

がんと診断されました。これからどうなるのか不安です。

今実際にどういう症状があるでしょうか?検査の結果は主治医から聞いて理解できたでしょうか。同じ「がん」でも、種類や進行度によって全く性格が違います。今の状態を整理し、これから一番良いと思える方針を一緒に探してみませんか。

痛み止めをもらっているのだけれど、効いてないようで痛くて…  

痛み止めをもらっているのだけれど、効いてないようで痛くて… 

痛み止めにはいろいろな種類があり、上手に利用すればかなりの症状が緩和できます。効きを評価しながら適切な量を決めるための短期入院という手もありますよ。



麻薬を出すと言われたけど、中毒になったりしないの? 副作用は?  

麻薬を出すと言われたけど、中毒になったりしないの? 副作用は?

強い苦痛に対して医療用麻薬を使う場合は、中毒はほとんどおきないことが確認されています。しかし、どんなお薬にも個性があり、副作用も人によってさまざまです。薬剤師に相談してみませんか?


食欲が湧かないときはどうすればいいの?  

食欲が湧かないときはどうすればいいの?

酢の物、漬け物等で味に変化をつけると効果的です。また盛りつけ量をへらしてみましょう。栄養補助食品を活用することも大切です。お困りのことがあれば管理栄養士に相談してみませんか?


自宅で看病してきましたが、だんだん大変になって自分が倒れそう…  

自宅で看病してきましたが、だんだん大変になって自分が倒れそう…

患者さんが在宅療養を続けるにあたり、いろいろな制度やサービスを利用することで家族の方の負担やご本人の不安を和らげることができます。医療ソーシャルワーカーに相談してみませんか?


検査も化学療法も、もうやりたくないけど主治医の先生に言いにくい…

緩和ケアチームと相談して、これからあなたのいちばん望まれるスタイルの治療を一緒に考えていきませんか。方針を変更する場合も主治医の先生との仲立ちをいたします。

痛み止めの薬を使うようになって口が渇くようになり、改善されません。

痛み止めの薬を使うようになって口が渇くようになり、改善されません。

薬の副作用で唾液の分泌量が低下することがあります。口の乾きを緩和される専門のリンス(うがい用)やジェル(塗布用)があります。歯科衛生士がアドバイスいたします。



最近足の力が落ちたのか、ふらつくような気がします。

最近足の力が落ちたのか、ふらつくような気がします。

今の病状や体力にあわせて、無理のない範囲で体を動かすことは筋力の保持のためにも大切です。作業療法士と相談しながら、一緒に歩くことからはじめませんか?



緩和ケアチームの概要

平成20年12月に、緩和ケアチーム(Palliative Care Team、略して、PCTと呼びます)が設置されました。

当院に入院されている患者さんやご家族が、PCTの援助を希望される場合には、患者さんのお困りの問題を詳しくお尋ねし、主治医と連携をとりながらチームで解決策を相談していきます。

8専門職からなるチームメンバー

患者さんそれぞれによって異なる問題を毎週水曜日にカンファレンスで検討し、提案を持って患者さんのところへ回診に伺います。

当院に入院中でない方からのご相談も受け付けています。

平成24年2月から緩和ケア相談外来を開設しました。
お急ぎの相談の場合は、できるだけ速やかに受診をしていただけるよう努めています。
緩和ケアに関するご相談や受診の方法は、まず当院までお気軽にお電話でお問い合わせください。

緩和ケアチーム(PCT)のメンバー

医師 専従:岡島 明子(緩和ケアセンター長)
鵜飼 克行(老年精神科)
看護師 専従:佐藤 真嗣(がん性疼痛看護認定看護師)
外科外来看護師:3名
各病棟看護師:2~6名
薬剤師 専任:金澤 克洋
各病棟担当者
管理栄養士 1名及び各病棟担当者
医療ソーシャル
ワーカー
1名及び各病棟担当者
作業療法士 3名及び各病棟担当者
歯科衛生士 1名
臨床心理士 1名

入院患者さんへのチーム介入実績:平成25年 141名、平成26年 146名
平成27年 133名

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